岩田 彩の。
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桂離宮。
お昼の後念願の桂離宮へ。事前に宮内庁で予約が必要です。往復はがきでしました。
桂離宮は17世紀に八条宮家(桂宮家)の別荘として作られ、書院・茶屋・回遊式庭園から
成っています。 今はもう繋がっていないのですが、その昔は桂川から直接この池に入れたらしい。
川でお舟遊びした後、そのまま「ちょっと寄ってく?」みたいな感じでご招待してたのかしら。
スケールでかし。
茶屋の松琴亭(しょうきんてい)。市松模様がモダン。ところでこの市松模様の言われは、
江戸時代の歌舞伎役者、初代佐野川市松が、舞台「心中万年草」で白と紺の正方形を
交互に配した袴を履いたことから人気を博し、着物の柄として流行したことかららしい。
この高い位置にあるふすまの中にお料理を置いて、その下で火を焚き、お料理が冷めない
ようにしていたそうです。細やかなホスピタリティ。 笑意軒(しょういけん)。手前のふすまの取っ手が揩(かい)の形でかわいい。
肘掛窓の腰壁は、ビロードと金箔。大胆なデザイン。 桂離宮書院。この中には入れません。 月波楼(げっぱろう)から松琴亭を臨む。この建物は池に映った月を見るために
高い場所にあります。 最後には結界の石が。
どこを切り取っても美しくて、どう見えるかに細心の注意が払われています。 一瞬で全てを見せないように、道の先の池の前に松の木を置いたりして、ちら見せの美学。
ディティールにこだわりつつ、周りとのバランスも絶妙で、ものすごくセンスがいいです。
使ってる素材も素晴らしくて、ものすごくお金がかかっている感じ。
こんなものをあんな昔に作られたなんて、昔の日本はすごいなあと感動しました。
建築家のブルーノ・タウトも桂離宮を絶賛しています。でも日光東照宮は
お気に召さなかったらしい。分かる。
素晴らしい時間を静かな気持ちで過ごすことが出来ました。是非また来たいです。
桂離宮は17世紀に八条宮家(桂宮家)の別荘として作られ、書院・茶屋・回遊式庭園から
成っています。
川でお舟遊びした後、そのまま「ちょっと寄ってく?」みたいな感じでご招待してたのかしら。
スケールでかし。
江戸時代の歌舞伎役者、初代佐野川市松が、舞台「心中万年草」で白と紺の正方形を
交互に配した袴を履いたことから人気を博し、着物の柄として流行したことかららしい。
ようにしていたそうです。細やかなホスピタリティ。
肘掛窓の腰壁は、ビロードと金箔。大胆なデザイン。
高い場所にあります。
どこを切り取っても美しくて、どう見えるかに細心の注意が払われています。
ディティールにこだわりつつ、周りとのバランスも絶妙で、ものすごくセンスがいいです。
使ってる素材も素晴らしくて、ものすごくお金がかかっている感じ。
こんなものをあんな昔に作られたなんて、昔の日本はすごいなあと感動しました。
建築家のブルーノ・タウトも桂離宮を絶賛しています。でも日光東照宮は
お気に召さなかったらしい。分かる。
素晴らしい時間を静かな気持ちで過ごすことが出来ました。是非また来たいです。
by ayaiwata
| 2010-08-13 17:01
| art
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