岩田 彩の。


ピアニスト・岩田彩のブログ。
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ブリューゲル展で大興奮。

渋谷Bunkamuraに、「ブリューゲル版画の世界」に行って来ました。
ブリューゲルの作品は、農村の絵や「バベルの塔」などを知っていましたが、
こんな版画の作品があるのは知らなかったです。こんなの。なんと。
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「大きな魚は小さな魚を食う」。巨大な魚を大きなナイフでお腹を裂く人が描かれていて、
魚の口や腹からは食べた魚が出てきていて、さらにその魚も小さな魚をくわえています。
彼の絵の中にはいろんなことわざがいちいち入っているらしく、これは日本語の弱肉強食?
16世紀にこんな作品を。
彼の「七つの罪源」シリーズ(傲慢、嫉妬、激怒、怠惰、貪欲、邪淫、大食)のうち、
私の気に入った、「傲慢」
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そして「大食」。
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突っ込みどころ満載というか、「なんで!?」という物体がいっぱい。いいわあ。素敵。
作風がヒエロニムス・ボッシュ(ボス)に似てるなあ、と思って観ていたら、
先輩らしく影響を多分に受けたらしい。他に「七つの徳目」シリーズ(もかなり良かった)、
けっこうどうでもいい船のシリーズとかもありました。
出口のところで「ご自由にどうぞ」的にスタンプが置いてあり、大はしゃぎで押す。
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もっともっと押したかったのに、押させてくれる紙類がバッグになく、手帳にのみ。
上から二つめの子が特にかわいい。
8月29日までやっているので是非観に行って下さい!ものすごくお薦め。
展示の仕方もセンスがよく、シリーズごとに絵が掛っている壁の色を変えていたり
(青紫だったり赤紫だったり)、スタンプになっているキャラクターのクッション風が
天井からいきなり吊るされていたりして、何の意味が?とか言う方が無意味、ぐらい
シュールでした。
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by ayaiwata | 2010-07-26 00:49 | art

もも。

腰(というか尾てい骨のちょっと上)は依然として痛く、通常の4割ぐらいの活動量です。
そういえば、脳外科の医者からもらった「おうちの人に見せて下さいプリント」に、
「急にハイテンションになったり、いつもと違ったおかしな言動があれば至急ご連絡を」的な
ことが書かれてあり、心配になってSちゃんに「私にこのような症状が見受けられたら
臆せず言ってね。」と頼んだら、「普段から降って湧いてハイテンションの時あるし、
おかしなこと普通に言ってる時あるからわっからへんかも。」と言われ。
そんな風に思ってたの。

今年は幸運にも美味しい桃を生徒や共演者に頂きました。
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左が岡山出身、右が山梨出身。どちらの子も美味しい。桃は本当に美味しい。
もらった時は青めだったので、いつ食べごろかわからないしはずしたくないので、
頂いた人からの目利きメール(「もういけます!」)を心待ちに、満を持しての桃食い。
8月には岡山に行くし、まだまだ食べれるわ!
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by ayaiwata | 2010-07-25 01:59 | meal

安静にしつつマン・レイ展。

こけて医者から「安静に」するよう言われ、安静にするよう努めています。
けれども、「安静に」って何?といまいち「安静に」の定義というか方法が分からず。
まず腰を打っているので、痛くて寝ているのが難儀。ピアノを弾くのもかなり痛い。
椅子に座っているのが大変なのでパソコンをいぢるのも気が重い。
一番楽な態勢は、「立つ」か「ゆーーっくり歩く」ということが分かってきました。
「安静に」立ったりゆっくり歩いたり。難し。
朝からだらだらだらだらしていましたが、普段あまりだらだらしなれていないので、
不毛かつ気が滅入るので、「ゆーーっくり美術館に行ってみる」ことにしました。

ということで、たまたまKちゃんと時間が合ったので、国立新美術館のマン・レイ展へ。
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閉まる2時間弱前に入館したのですが、400点もの展示、かつゆーっくりしか歩けないので
全然時間が足りず。
マン・レイは写真家として成功しましたが、シュールレアリズム作品も多く作り、
実験的なサイレント映画の制作も手がけました。その映像も会場で流れていたのですが、
大量の作品を見るのと腰を落としてゆっくり歩くのに必死で、全く見れず残念でした。
私の大好きなマックス・エルンストやダリ、ピカソとも交流があり、彼らのポートレートも
展示されていました。
チェスに凝っていたらしく、彼デザインの、ガラスや金属でできたチェスの駒も
展示されていました。
ところで、宮脇愛子というマン・レイのモデルをしていた日本人の写真があって、
彼女のことを全く知らなかったのですが、彫刻家らしく、磯崎新氏の奥さんだそうです。
かなり盛りだくさんで楽しめました。

そしてやっぱり疲れたので、現地集合現地解散で帰る。気晴らしは十分に出来ました。
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by ayaiwata | 2010-07-22 22:54 | art

コケちゃいました。

朝ベッドから起きて一歩めの場所に、オーガンジー生地のスカートがフローリングの床に
置いてあって、というか落ちていて、踏み出した左足で踏んで滑って仰向けに転倒。
何もつかむことが出来ず、全体重を腰で受け、♩=60で八分音符後(要は0.5秒後)に
後頭部を強打しました。そして第一声が「痛!!」ではなく、「ふぇぇぇぇ。。。!?」でした。
びっくりして。いつになく気弱なサウンド。
ちょっと横たわるも、「こうしている間に脳内で出血してたら死に近づいてるんでは!」と、
すぐに整形外科と脳外科のある病院へ。けっこう混んでいて、廊下で順番を待っている間、
あまりに腰が痛いので、看護婦さんに「ベッドがあればそこで待たせてもらいたい。。」と
頼むも、ベッドいっぱいで、半泣きになっていたら、隣に座ってたおじさん(も患者)が
「どうぞ。」とのいてくれたので、人通りのかなり多い廊下で、ひざ丈スカートで横になる。
その後の移動は車椅子で。人に押してもらっての移動は、かなり病人気分度アップ。
やっと順番が来て、すぐにレントゲンを撮り、医者から一言「ひびも入ってないね。」と。
ならなんでこんなに痛いのん。その後、脳外科の診察が始まるのが4時間後だったので、
4時間も何するねん、と悲愴な気持ちになっていたら、「さきにCT撮っとく?」と
言ってくれたので、CTだけ先に。その後脳外科が始まるまで横たわってました。
そしてパソコンの画面に映し出された私の脳みそを(輪切りにスライスして撮ったものを、
マウスでスクロールするとてっぺんから下まで滑らかに(?)見えます。説明難し。)
見ながら医者は一言、「大丈夫だね。」と。
なんか吐き気もするし、本当の本当に大丈夫なのかしら、見落としてないかしら(失礼)、
そして自分の脳もっと見たい。と、画面見ながらスクロールしてもらって、
「これ!この黒いの何ですか!?」といちいち止めて聞くと、「眼です。」「耳。」と
部所であって出血はありませんでした。
あと、脳みそのしわとか、脳みそがいっぱい詰まっているのか、とか、アーティストだから
どっちか(左脳?)が異常にでかい、とか気になった点をぐいぐい聞くも、
特に脳みそが多く詰まってる訳でも無く、左脳が著しく大きい訳でもなく、普通の脳らしい。
本当に普通の脳。そうか。よかった。
普段、あんまり患者さんはこんなに色々質問してこないらしく、「何やってる人?」と
聞かれました。あと「関西人?え、ニューヨーク帰り?だからか。」って何が?
そして「これだけしっかり話してたら大丈夫でしょう。」と。

でも7月頭から週5で通っていたジムはしばらく行けないな。せっかくムキっとなってきたのに。
いつもの二倍ののろさでの二足歩行。情けな。くしゃみが1番辛い。
最初「3パック出します。」と言われたのに、「(また来るの面倒なので)もっと頂戴。」と
5パック頂いた(と言っても買うのよ)しっぷ。大量。
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by ayaiwata | 2010-07-21 22:04 | etc...

岩崎邸と蓮の花。

ピアニストの友達のせっちゃんと、湯島にある旧岩崎邸庭園に行ってきました。暑。
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最近、ジョサイア・コンドルの建物をいろいろ見に行っています。ここも彼の設計で、
三菱財閥岩崎家のお邸と庭園。建物の正面。
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ここは旧古河邸と違って、建物の中を予約しなくても見れます。でも写真不可。
階段のてすりや柱に、いちいち素敵な彫刻が施してあり、部屋ごとに、壁紙・
床の寄せ木細工の模様・天井から吊るされているランプが違ったり。
細部にまでものすごいこだわりがあって、素晴らしい。お金かけてます。
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お庭から。一階のベランダのタイルは、ミントン(ボーンチャイナとかの食器の)製。
和館もあり、三菱のひし形をモティーフにした障子が。
別棟の、見た目スイスの山小屋風の「撞球室」。ビリヤード場。
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維持するのはとても大変でしょうが、古い時代のプロフェショナルな素晴らしいものを
良い保存状態で見れて幸せでした。

湯島天神にもお参りしました。5円を探す私。
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ランチで食べた鳥つねの親子丼は美味しかったです。
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その後不忍池を通ったら、蓮であふれ返っていてびっくりしました。
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葉っぱばっかりなので花が見たいのに人がいて見にくかったので、何をしているのか聞くと、
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「氷の彫刻コンクール」。でも彫ってないし氷どんどん溶けてるし蓮の花見えにくいし
何をしているのかと聞くと、「速さも関係あるので計って競います。」らしい。
そして「いつ始まるの?」と聞くと、「もう1分後ぐらいに。」と。
本番前にわいわい邪魔してしまいました。そして蓮の花はあんまり見えず。
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by ayaiwata | 2010-07-20 22:37 | art

鱒。

南大沢文化会館の主ホールで、シューベルトの「ます」を弾きました。
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一緒に弾いたメンバー全員が初めての共演でしたが、一回のみのリハーサルだったのにも
関わらず、楽しく弾けました。
ここのホールで演奏するのは二回目でした。素敵なホールです。始まる前に舞台から。
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遠くからわざわざ来てくれてヴィデオと写真を撮ってくれたKちゃんと。ありがとう。
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今日読んだ本 「カープ島サカナ作戦」椎名誠
 シーナさん曰く、「日本のエッセイの三名人は、東海林さだお・山下洋輔・伊丹十三」らしい。
伊丹十三氏の著書はほとんど読みましたが、他のお二方は全くなので読んでみよう。
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by ayaiwata | 2010-07-19 22:33 | music

横尾忠則に質問。

国立新美術館「マン・レイ展」の関連イベントとして横尾忠則氏の対談に行ってきました。
朝10時に配られる整理券をゲットして、14時から。定員250人。仕事で取りに行けないところ、
ニューヨークから一時帰国しているKちゃんが取りに行ってくれました。ありがとう!
10:15に行った時点で130番めだったらしい。そんなに。
麻布十番で楽しくランチしていたら、
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ちょっと遅れてしまい、整理券持ってない人達と共に後ろの方に座る。整理券なくとも。。。
国立新美術館の学芸課長との対談で、後ろのスクリーンに映し出されるマン・レイの作品を
横尾忠則が振り返りながらの解説中、急に「首が痛い」と言いだして、
客席に背中を向けての対談。自由。そしてかなりの関西弁。西脇市御出身。
横尾氏の日記やtwitterでの発言がいつもユニークなので、かなり期待して行ったのですが、
あまり本調子ではない御様子でした。それでも興味深い話がいろいろ出て面白かったです。
そして最後に、「横尾さんに質問がある方は~」と課長が。これはしないと!と、
何のプランも無く「はーい!」と手を挙げて、「はい、そこの後ろの人」とマイクを渡され、
暑くてサンダルを脱いでいたので(お行儀悪し)すっくと立てず、座って質問。
とっさにした質問は、「他のアーティストの作品を鑑賞する時は、何を思って観てますか?
批判的なのか、楽しんで観ているのか」的なことを流暢な関西弁で聞くと一言、
「何かパクるものがないか。子供の絵画展でも何かパクるものがないかと観ています。」と。
そうなのか。
私もコンサート等に行って聴いたものを「参考に」はしていましたが。

好きなアーティストと同じ時間、同じ空間にいるということはすごいレアなことなので、
質問する時、めちゃくちゃ緊張しました。マイク持つ手がぷるぷると。
帰って横尾氏の日記を見たら、「ちょっと咽の奥に喘息が引っかかっていて、
話すのがメンドー臭くって。」だったらしい。いいわあ、力抜けてて。
今日は本当に行って良かった!
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国立新美術館の講堂は初めて行きました。隣に「アートライブラリー」があったので、
いつか行ってみよう。
あまりに暑くてばてたので、マン・レイ展は今度にしてミッドタウンでお茶して帰りました。
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by ayaiwata | 2010-07-17 23:11 | art

ルイサダのシューマンコンチェルト。

チケットを頂いたので、池袋の芸術劇場にジャン=マルク・ルイサダのピアノ、
東京都交響楽団、下野竜也の指揮で聴きに行ってきました。
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曲目は、シューマン:謝肉祭(ラヴェル編)、ピアノ協奏曲、交響曲第3番「ライン」。
譜めくりの、背の高いしゅっとした女性を伴ってルイサダさん登場。
出だしを聴いた途端、涙が。このシューマンのピアノ協奏曲は、ニューヨークに留学して
最初に練習した曲(オーケストラパート)で、あの頃の思い出がどーっと蘇ってきました。
もちろんそれだけでなく、演奏が素晴らしかったのが一番の理由ですが。
特に小さいピアノの音が非常に綺麗で、初めて彼の演奏を聴いたのですが、
すごく共感できる音楽でした。横に座っていた人が「ミスタッチが多かったよね。」
と言っていましたが、それがどーした、という感じで、音楽的に素晴らしかったです。
アンコールにオーケストラを後ろに控えさせて、下野さんに譜めくりをさせ、堂々と
ピアノソロ曲のパピヨンを弾き切っておられました。15分弱。
ホールの入り口の天井画。絹谷幸二さんの作品。
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ところでこのホールに来るといつも、この長ーいエスカレーターが怖くてしょうがないです。
阪神大震災経験者としては。耐震が気になる。
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by ayaiwata | 2010-07-11 22:20 | music

ミュシャ展激混み。

南大沢でリハーサルの後、三鷹市美術ギャラリーにミュシャ展を観に行きました。
もんのすごい混んでて、どれくらい混んでたかと言うと、「ぎっちり(動かず)。」。
最終日だから?
今までいろいろ美術展に行きましたが、こんなに何にも見えず動かないことって
なかったかも。途中までがんばって観てましたが、あまりに混んでてあきらめて
カタログ買って帰りました。ちらっと見えた「ジスモンダ」。
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かなりよく見えた「ビスケットのパッケージ」。
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壁画や装飾品、大聖堂のステンドグラスのデザイン、第一次世界大戦後に独立した
チェコスロヴァキアの紙幣など多方面にわたる作品がありました。よく見えなかったけど。
彼が挿絵を描いた「白い象の伝説」は、以前手にとって見たことがあって
本当に美しくて素晴らしいです。
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by ayaiwata | 2010-07-04 22:13 | art



Aya Iwata Official<br />
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岩田 彩 Aya Iwata 
兵庫県出身。
桐朋学園大学音楽学部
卒業後、ニューヨーク・
マネス音楽院で修士課程・
ディプロマを取得。
ピアノを関晴子、
リチャード・グード、
ロバート・マクドナルド、
トーマス・サウアーの各氏
に師事。
チェンバロをアルター・
ハースに師事。

趣味: 読書。
好きな作家は三島由紀夫,芹沢光治良。
映画鑑賞。好きなのは、
フェデリコ・フェリーニ,
ウッディ・アレン,
伊丹十三。
旅行。
美術館巡り。
飛び出す絵本集め。

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