岩田 彩の。


ピアニスト・岩田彩のブログ。
by ayaiwata
プロフィールを見る
画像一覧

<   2012年 06月 ( 31 )   > この月の画像一覧

立川談春独演会&「日本再再再発見」対談。

雑誌クレア主催の、立川談春独演会に行ってきました。
a0126797_1455212.jpg
素敵な浴衣を着た人がたくさん。女子限定のイヴェントらしい。
a0126797_14563078.jpg
ちゃんと高座も。落語は人生2度めで、まだ寄席には行ったことがないのですが、
いつか行ってみたい。
第1部は、話しながら場の雰囲気を見て、談春さんが演目をその場で決める流れで、
「宮戸川」をされました。いろんな擬音がうまい。情景が目に浮かんできます。
その後、いきなり女優の坂井真紀(落語がお好きだそう)登場して、お二人のトーク。
その後、客席のQ&Aの時間になると、みなさまがんがん質問されます。
詳しい方の質問は興味深くて、こちらとしては素人なのですがなんとなく雰囲気が
かすかにつかめた感じがしました。これからもっと聞いていきたい。
ホールの廊下には、江戸っぷりを展示で、金魚がたくさん。ものすごい立派。
脳みそ出ちゃってる見た目の子。黒いのがかっこ良しでしたが、まったくよく分かりません。
a0126797_15609.jpg
こうゆう水槽がたくさん並んでました。
第2部は「紺屋高尾」の演目で非常に聴きたかったのですが、その後に予定があり退場。
青山ブックセンターで、ミヅマアートギャラリー・三潴末雄さんの連談シリーズ、
日本再再再発見」へ。ゲストは椹木野衣氏。
このシリーズは初めて聴きに行ったのですが今回が第4回らしく、
第1回:猪子寿之(チームラボ社長)、第2回:植島啓司( 宗教人類学者)、
第3回:高橋龍太郎(現代アートコレクター・精神科医)と非常に興味深いラインアップ。
椹木さんは著書も読んだことがなくて初めてだったのですが、地震・原発についての話を、
細かいデータを交えて、淡々と話されていました。出された本、読んでみよう。
トーク終了後、打ち上げ?2次会にも参加させてもらい、編集者の方や出版社の方、
三潴さんとこのアーティストやいろんな方とお話出来て、勉強になりました。
青山にあんなに広い居酒屋があるなんて知らなかった。20人とか平気で入れます。
入口狭いのに。
[PR]
by ayaiwata | 2012-06-30 14:54 | art

野村萬斎「藪原検校」@世田谷パブリックシアター。

世田谷パブリックシアターへ野村萬斎の「藪原検校」観に行ってきました。
a0126797_1221139.jpg
井上ひさしの戯曲、栗山民也演出。盲目の座頭・杉の市(野村萬斎)は悪事を重ねながら
検校の地位に登りつめ、最後はえげつない処刑をされる話。
とにかく萬斎さんのセリフがむちゃくちゃ早い。三味線でなくギターと共に、浄瑠璃のような
ラップのような、早口で語呂合わせを歌うようによどみなく続ける。
これは、「早物語」というらしく、「語り物の一種、聞き手の笑いを誘う滑稽物語を早口に
素語りする口承文芸。室町時代には《平家物語》を語る(平曲)琵琶法師の弾奏の間に、
盲僧の供をする修業中の小法師などが語った。平曲のもつ荘重な雰囲気を和ませる間の
語りで、近世には浄瑠璃の間にも語られた。」
この早物語が進みながら、萬斎さんは合いの手でムーンウォークを披露したり、
おそらく森進一のまねでしわがれた声や、歌いながら五木ひろしのように握ったこぶしを
ふったり、と やり過ぎなほど自由に、生き生きと表現していました。
a0126797_225033100.jpg
舞台上には赤い綱でリングのように四角く囲み、杉の市が一人殺すと、同じ赤い綱が1本
上から下りて、舞台上部に吊るされます。不気味。

舞台上には常に語り手の盲太夫(浅野和之)が、話を進めたり、難しい単語や風習が
出てくると、いきなり「注の1!!」「注の2!!」と叫び、そのたびに舞台上の全ての動作が
ストップし、早口で説明している間はポーズしたまま、とか、
クラシックギターの方とアドリブで掛け合いしたり一緒におにぎり食べたり。

出演者が、一人何役もしていて、完璧に演じ分けていました。
特に小日向文世さんは4役演じる中、塙保己市役が、本当は何を考えているのか
分からない、不気味な人物で、好物の魚を食べると、盲人なので散らかすので、
綺麗に食べられ、好きでもない里芋をいつも食べている。
「晴眼者は帳面に書き留め帳面に覚えさせるので頭はからっぽ。だが、盲人は帳面が
使えないので、頭の中にしっかりと書きつけられる。だから頭の中は心憶えでいっぱいで、
その心憶えをすぐに使いこなすことが出来る」というセリフがはっとさせられました。

萬斎さんの、こんなにえげつない悪役は初めて観ましたが、それを自身で楽しんで
いらっしゃるような印象。嬉々として演じています。演技の巾の広い役者。
a0126797_22505726.jpg
(写真はネットから。)
[PR]
by ayaiwata | 2012-06-28 20:12 | art

メトロポリタン美術館のバッジ。

ちょっと前にしつこく載せましたメトロポリタン美術館の入場料は、「美術館希望価格」が
一応あり、でも「お気持ち次第」。そしてその「お気持ち代」を払うと、チケット代わりに、
バッジを渡されます。これが、使いまわせないように、毎日色が変わります。
ものすごい種類があるそう。何種類かしら。友達の分も入っていて色がかぶっていますが、
a0126797_582934.jpg
裏がはさめるようになっています。
a0126797_591290.jpg
ググると、紫だけでもグラデーションがあり、「欲しい!」と思ってしまいましたが、
a0126797_5184691.jpg
こーゆーもんが増えて収拾つかなくなるので、おおらかな気持ちで、
「ま、縁があれば出会えるかな(必死で集めない)。」と構えるようにしました。

それにしても、1か月遅れた日記を最近書いてるので、なかなかテンションがあがらず。
いろんなことして感激したのに、時差があって、書く時には「えーと、どうやったっけ?」
みたいな。やっぱり旬のうちにさっさと書かんと。
[PR]
by ayaiwata | 2012-06-23 23:32 | art

「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」トークイベント。

「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」トークイベント 紫舟(書道家)×
猪子寿之(チームラボ代表)×三潴末雄(ミヅマアートギャラリーディレクター)へ
行ってきました。初めてのミヅマギャラリー。階段を上がったらいきなり会田誠さんが
たばこを吸ってらっしゃいました。ギャラリーの壁2面を使っての展示。
a0126797_14383335.jpg
画面の上から、紫舟さんの書いた字が落ちてきて、前に立った人の影にその字が
反応して漢字が絵に変化します。「花」なら花の映像が流れるように現れます。
a0126797_14465884.jpg
人が増えてきたらどんどん反応して漢字が映像に変化。
a0126797_1449453.jpg
上にセンサーがあって反応。実際体験したら、幻想的で美しかったです。
a0126797_14505976.jpg
反応が楽しくて、口開けてあほみたいな顔して必死で漢字を追いかけました。
トークは、いろんな話に飛び、白川静の、「漢字の白」についてが興味深かった。
帰って白川静「常用字解」で「白」を見る。
象形文字。白骨化した頭蓋骨の形。風雨にさらされて肉が落ち、白骨になった
されこうべの形であるから、「しろ、しろい」の意味となる。偉大な指導者や討ち取った
敵の首長の頭は白骨化した髑髏(されこうべ)として保存した。すぐれた首長の頭骨には、
すぐれた呪霊(霊の力)があると信じられていたからである。
それでそのような主張は伯とよばれた。

[PR]
by ayaiwata | 2012-06-23 22:26 | art

猫づくし。

原宿の太田美術館へ、「浮世絵猫百景-国芳一門ネコづくし-」を観に行きました。
a0126797_485379.jpg
かわいい!浮世絵に猫ってけっこう描かれています。
a0126797_4382445.jpg
ペットとして描かれているものだけでなく、主役になってるものも多い。
a0126797_4404969.jpg
歌川国芳「猫の当字 かつを」。はめ絵。
一番上の猫は「御菓子」の袋を頭からかぶっている。
a0126797_4401316.jpg
「たこ」。他に「ふぐ」「なまず」「うなぎ」もあります。歌川芳藤「小猫をあつめ大猫とする」。
a0126797_1334843.jpg
19匹の小猫の組体操。
a0126797_4463915.jpg
歌川芳藤「五拾三次之内猫之怪」。9匹で化け猫を形どっています。眼は鈴で。
a0126797_4485940.jpg
歌川国芳「猫の百面相 就忠臣蔵」。団扇絵。
a0126797_451868.jpg
歌川国芳「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」。着物の柄が猫でどくろ。
a0126797_4582490.jpg
「猫鼠十六むさし」。江戸時代の人気ボードゲーム らしい。どうやって遊ぶんかしら。
展示数が多くて、見応えたっぷり。心地良い疲労感。
表参道のリンツカフェでちっさいソフトクリーム食べて帰りました。美味しい。
a0126797_4592581.jpg

[PR]
by ayaiwata | 2012-06-22 18:41 | art

透明標本@蔦屋書店。

蔦屋書店、本屋さんですが、催しもの的な展示もあり、ものすごく目を引くものが。
a0126797_41166.jpg
富田伊織さんの「透明標本」の作品。
a0126797_4124993.jpg
「たんぱく質を酵素により透明にし、硬骨を赤紫、軟骨を青色に染色をする、という
骨格研究の手法として確立された形態であり、美しい色合いと造形にする為には、
長い月日と技術を必要とします。」だそう。
a0126797_4174733.jpg
18まんえん。どれもけっこういいお値段。
a0126797_4143736.jpg
そんな中、「フナ」と「トウゴウイワシ」は1800円とお手頃(なのか相場はわからない)。
「ちょっとしたプレゼントにどうですか?」のポップが。なるほど、と思いましたが、
あげる人選が難しいのと、これが合うお部屋ってどんな?
でも自分に欲しい!!と思いましたが、この手のものを集めるのは、もうちょっと後世に
とっとくことにしました。そしたら、「!!商売うまい(←だれ)。」思わせるものが。
a0126797_4254020.jpg
「透明標本シールがちゃがちゃ」。100円6枚入り全6種類。全36柄。
a0126797_4283646.jpg
これはタツノオトシゴが欲しいところ。
100円なので出るまでやろうかしら(←ギャンブル不向き)、6分の1かー。
a0126797_430588.jpg
1回目に出たー!がちゃがちゃはなかなか欲しいものが出てくれる人生。
何に貼るのかは不明。このシール自体の完成度がまあまあだったので、もう回さず。
[PR]
by ayaiwata | 2012-06-18 19:53 | art

柴田元幸さん@蔦屋書店。

わいわい言われてた代官山の蔦谷書店に、遅ればせながら行ってきました。
置いてあるものより何より、来ていらっしゃる方々がおしゃれ。
赤ちゃんを乗せたバギーを押してるお母さん、ケイト・モスみたいに細くて、
NOブラで胸がぐわっと開いた、避暑地のロングドレス(マキシワンピ♪ではない)
みたいなの着て松田優作メガネ。でも立ち読みしてたのは古い「暮しの手帖」。
レベル高し。他には素ぅでアフロ、など。
ぶらぶらぶらぶらしてて、楽しいわー座って読んでいいのね買ってなくても、
コーヒー飲みながらでもいいのねバーンズンドノーブルみたいー、と
さあ、座りましょうとソファに手をかけたら、「トークイヴェントがあるので。。。」と
座っちゃだめ。で「誰のですか?」と聞くと「柴田さん。」。柴田なにさん?
柴田さんと言えば柴田元幸さんしか思いつかず、そしたらまさにそうだったので、
うれしい!!昔から彼の訳のポール・オースターや、村上春樹氏との共著「翻訳夜話」を
読みました。 父も彼の著書をたくさん読んでいるので、、行くねんと電話したら、
「へー、あ、彩ちゃん今仕事中。」と、あんまり興奮が感じられませんでしたが、
これも縁なので一番前に座る。
P・オースターの「The Brooklyn Follies」の刊行記念イヴェントだったので、
オースターの話なのかしらと思っていたら、J・ブレイナードの話が多かったです。
オースターのブレイナード作「I remember」への序文を日本語で朗読して下さいました。
ポール・オースター、男前。
a0126797_3233264.jpg
初めて見た柴田さんは、短めのジーンズにスニーカー、とカジュアルな格好で、
最後に質問が出来たので、昔観たオースター監督作品「Lulu on the Bridge」が
私には良さが全然分からなかった旨を言い、そして柴田さんの感想が聞けて良かった。
そしてWayne Wangの「Smoke」がお勧めのよう。
サイン会の引換券を持っていなかったので、列には並べずざんねん、と思いながら、
a0126797_3265852.jpg
せっかくやし、次いつお会いできるか分からないし、とサイン会後話しかける。
オースターとのニューヨークでの「モンキービジネス」のイヴェントが、
バーンズ&ノーブル無き後、どこでされたのか気になったのでお聞きすると、
アジアソサイティやJoe's Pub、ブルックリンコートなどで。
非常に気さくに話して頂きました。「お父様によろしくお伝えください。」とも。
降って湧いて参加出来たこのトークイヴェント、有意義でした。
[PR]
by ayaiwata | 2012-06-18 18:38 | book

マックス・エルンスト展。

終わっちゃうので「マックス・エルンスト フィギュア×スケープ」展@横浜美術館へ。
入ってすぐに青いドームがあるので、何やろ。
a0126797_14143252.jpg
即席のプラネタリウムらしく、なかなか良く出来ているらしいので予約する。

作品数がかなりありました。ポール・エリューアル(ダリのガラの元だんな)との共同作
「不滅の人々の不幸な出来事」。
2人の文通というか、センテンスをお互いが書き足していく方法。面白い。
「リング」シリーズ、一連の「銃を通り抜けろ」、「三本の糸杉」、ツァラの「反頭脳」の挿絵、
習字の書のような「マクシミリアーナ、あるいは天文学の非合法的行使」が素敵でした。
特に好きだったのは最後に展示してあった「最後の森」。
a0126797_14413399.jpg
色が怖いくらい美しくて、青・緑・黄色がじゅるっと染み入る。

常設も素晴らしくて、大好きなフランシス・ベイコンが。
a0126797_14434174.jpg
ダリやイサム・ノグチの立体もたくさん。
その後、噂のプラネタリウムにちびっこ達と鑑賞。
a0126797_1445220.jpg
なかなかちゃんとして見応えありました。
星を繋いで蠍の形をしたものを「何でしょうか?」に「ざりがに!」の答え。自由。
あと、「お父さんが朝、会社に行く前につけるものは?」に「えび!」と。
どんなおとん。シュールでなごみました。
屋外には新宮晋さんの「風の音符」が。
a0126797_14565928.jpg
横浜美術館はいいなあ。次は奈良さんの展覧会。楽しみ。
[PR]
by ayaiwata | 2012-06-17 20:02 | art

マッコイ・タイナー!

Blue Noteへ「Savion Glover with special guest McCoy Tyner」のライブ。
10年前にJoyce Theaterで初めてセヴィオン・グローヴァーのタップを観て大ファンになり、
ニューヨークで何回か、東京のコットンクラブで数年前観ています。
a0126797_23231384.jpg
今回はあの、マッコイ・タイナーのピアノとの共演!!
a0126797_23295314.jpg
マッコイ・タイナーの演奏は、コルトレーンの録音でよく聴いていて、
まだ生きていた(失礼)とは知らず、これはもう、絶対行かないと!!と向かうと、
ものすごい長蛇の列。人気なのね、自由席なので良い席は早い者勝ちなのね、と
かなりいまいちの席しかゲットできませんでしたが、気を取り直して、セヴィオン登場。
a0126797_23345818.jpg
そしてピアノを弾いているのは、どう見てもマッコイ・タイナーではない白人の
男の子。あれ?出ないの?今日じゃなかったのかしら?と思ってたら、
半分以上経って、「レジェンド、マッコイ・タイナーの登場です!!」となり、
ああやっと、とのっそーと出てきたマッコイ・タイナー。弾くまでに大分長いMCがあり、
しゃがれた声(ってナマで初めて聞いたかも)で、かなりの御老人なしゃべり方で、
ものすごく聞きとりにくーい。えらいおじいさんよね、いったいおいくつかしら、と
プログラムを見ると、「1938年うまれ(74歳)」。えええええええ!!90歳みたいな
しゃべり方。わざとそうしてるのかしら?レジェンド。
a0126797_2343613.jpg
そして気が済まれたのかお話は終わり、おもむろにピアノに向かうと、
もうそこから、さきほどとは別次元!!さっきのピアニストは何だったの!?
さっきまではセヴィオンのタップがよく見えん、とか思ってたのに、マッコイ(呼び捨て)の
演奏がすごくて、タップ見る余裕も無くもう見てなかった。すごいわああああ!カリスマ。
さっきのピアニストも良く弾いてたのに、全然違う。間の取り方とか、持っていき方、
経験からくる盛り上げ方のうまさ(いやらしさ)、どれもちょっとしたことなのに、唸らされる。
素晴らしくて、なんか私もがんばろう!!(単純)とインスパイアリングなライブでした。
あー良かったなあ、マッコイ!!まだ若い(74歳だもん)しまた聴きたい。

a0126797_23523826.jpg
帰りに参鶏湯食べる。高麗人参がどーん、と入っていて、夏なのに寒かったので
あったまりました。コリアンタウンの参鶏湯は美味しいし安い。
[PR]
by ayaiwata | 2012-06-12 23:14 | music

ガゴシアンギャラリー。

日系スーパーマーケットに置いてあった「週間NY生活」の一面に載っていたので、
「ピカソとフランソワーズ・ジロー:パリ・ヴァロリス、1943-1953」をマディソンの方の
ガゴシアンギャラリーに観に行ってきました。
a0126797_1536067.jpg
このギャラリーは世界中に8店ブランチがあり、エレヴェーターに乗ったら、
a0126797_15371395.jpg
と、エキシビション名が書いてあり、よく読まずに「ヘンリー・ムーア」は何階ですか?」と
聞くと、「ごめんなさい、それはロンドンでやってるの。」と、スーパー美人の
レセプショニストに言われました。ちゃんと読まないと。
a0126797_15392810.jpg
ピカソの作品が大量に、それも大作が並び、立体作品もたくさん展示。
a0126797_16263911.jpg
あまりの充実ぶりに「これは、全部売ってるの!?どうなってるの!?(シロウトなので)」と
思い、また別の受付の方(これまた美人)に聞くと、「全部は売ってないの。借りてきたのも
あります。」ということです。そりゃそうか。こんなに持ってたら大変。
a0126797_16261071.jpg
「ピカソの歴代の恋人のなかで唯一、自分から去ったフランソワーズ・ジロー。」と
いうことで、彼女の作品が数点置かれていましたが、お客さん、かなりスルーでした。
同じ部屋にピカソの作品が並べられていたら、見劣りするでしょうが、
なかなか良かったです。ピカソの影響大、でしたが。91歳でまだ御健在です。
彼女の書いた「ピカソとの生活」を読みましたが、インディペンデントで素敵な女性。
ピカソより40歳年下だったらしく、「彼との年齢差は全く感じなかった」そう。そうなのか。
21歳と61歳。ううむ。
ピカソと別れてから出版したこの本を、ピカソはかなりご立腹で裁判を起こし訴えましたが
敗訴。その後ピカソは、彼女の芸術活動を邪魔すべく画商とギャラリーに圧力をかけたり、
その後、別の人と結婚していた彼女が、ピカソとの2人の子供の認知を求めたら、
「君が離婚すれば、入籍してあげてもいい」と言い、彼女は離婚(子供のため。)すると
ピカソは既に、ジャクリーヌと結婚していたという。。。
「年齢差を感じない」どころではないですね。小さい!小さすぎる!
まあ、すばらしい芸術家なので良いのか。この本、面白いのでお勧めです。

この展覧会では、「ひじかけ椅子の女」の、いろんなヴァージョン(この石版から
このように変化し、これとこれを刷り合わせ)と体系的に展示してあり、
親切な写真付の説明書きも置いてありました。その部屋で働いてるお兄ちゃんも
えらい男前で(ここで働くには容姿もかなり重要らしい)、後ろの大きな写真に大量に
写っているものは何か聞いたら、
「これはヴァロリスの工房に置いてあるリトグラフのための石版で、
ピカソのものだけでなく、マティスのも置いてあるの。」と。

ジローをモデルにした「花の女」もいろんなヴァージョンが。
ドアに描かれた作品「Anatomie feminine」が面白い。
a0126797_16294667.jpg
ここは写真禁止だったのでネットから。
テラスに置いてあった作品。誰のかしら。
a0126797_16303611.jpg
去年7月にこのギャラリーで村上隆氏のエキシビションが開かれていたそう。
ニューヨークにはチェルシーにもう一軒、ビヴァリーヒルズ、ロンドンに2軒、ローマ、パリ、
香港にブランチがあります。
[PR]
by ayaiwata | 2012-06-12 18:31 | art



Aya Iwata Official<br />
Website

岩田 彩 Aya Iwata 
兵庫県出身。
桐朋学園大学音楽学部
卒業後、ニューヨーク・
マネス音楽院で修士課程・
ディプロマを取得。
ピアノを関晴子、
リチャード・グード、
ロバート・マクドナルド、
トーマス・サウアーの各氏
に師事。
チェンバロをアルター・
ハースに師事。

趣味: 読書。
好きな作家は三島由紀夫,芹沢光治良。
映画鑑賞。好きなのは、
フェデリコ・フェリーニ,
ウッディ・アレン,
伊丹十三。
旅行。
美術館巡り。
飛び出す絵本集め。

*出演依頼・お問合わせ*
ayaweb@ayaiwata.com
まで。

検索

ファン

ブログジャンル

音楽
アート・デザイン

画像一覧