岩田 彩の。


ピアニスト・岩田彩のブログ。
by ayaiwata
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デヴィッド・リンチ展とジミー大西展。

映画を観た後、ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryへ
「デヴィッド・リンチ展」を観に行く。
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彼の映画が大好きでほとんど観ていますが、絵画は初めて。
「リトグラフ10点、水彩12点を中心とした彼の最新作」とのことですが、んー。
彼の映画が大好きです(もう一回)。
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そういえば先日、@GUCCI新宿でジミー大西氏の個展のレセプションパーティーに
たまたま友達に誘ってもらい行ってきました。ジミーちゃんと言えば、
大昔に週刊朝日で連載されていた、抱腹絶倒エッセイに絵も付いていて、
へー、絵も書けるんや、と思って読んでいました。
モデルみたいに背が高い店員があふれる展覧会会場で、キーウィジュースを飲みながら
鑑賞。出されたチョコレートはGUCCI製(銀座店で売られてたりする品)では非ず。
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新作。なぜか馬が浮き出ています。
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「情熱大陸」という作品。
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中村吉右衛門氏による、東日本大震災のチャリティオークションで出品されたグッチベア。
いくらだったんかしら。
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by ayaiwata | 2012-07-18 21:15 | art

この空の花。

たくさんの方が絶賛されている、映画「この空の花」を観ました。
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2時間54分という、時間的に長いだけでなく、内容量がものすごく多い&重い!!
いろんな要素がみっちみちに詰め込まれていました。
太平洋戦争、戦時中の日本人のメンタリティ、敗戦、アメリカへの屈折した思い、
中越地震、東日本大震災、原発、節電、少子化問題などを長岡花火を軸に、
時空・空間を超えての大スペクタクル映画。
すごくリサーチされていてドキュメンタリー調だけど、ファンタシーも入っていました。
演出・設定とか、ちょっとミュージカル調なところに違和感もあったけど、そんなことより、
知らないこと(模擬原子爆弾の存在・爆弾の構造・戦時中、市民が戦争をどう見ていたか)
がたくさんあり勉強になりました。
戦争のことを絶やさず伝え、これからの日本そして世界をどうしていくかを考えさせる、
啓蒙の映画でした。
情報量が多く、さらにそれを咀嚼する能力が間に合わず、観終わって非常に疲れたけど、
素晴らしい映画でした。特に若い人に観てもらいたい。
今までの日本のことを風化させず、これからの日本を考えていくために。
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by ayaiwata | 2012-07-18 14:39 | movie

乃木公園ののら猫。

エルミタージュ観た後、ふらっと入った蕎麦屋のなすびあんかけ蕎麦が美味しかった。
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なすびの下にお蕎麦が埋まっています。白いもけもけはすずしろの細切り。
目の前の乃木公園に入ると、すごい望遠カメラを持ったおばさまおじさまが大勢。
一体何を撮っているのか、レンズの先を露骨に追っても、木と葉っぱ、とか
乃木大将の像(そのまんま)とか。あんなごつい望遠で撮る意味は?何かあるんでせう。
そして、持ち家あり(しかも傘付き)の猫がいました。えさも置いてあり手厚いテイクケア。
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何見とんねん、おどれ(がら悪)と関西弁でどやされた気がいたします。
フレンドリーではない形相で見られました。怖。
右目が御病気のようで、なおさら凄みが。ふっとその場を離れると、すぐに身繕い。
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そこはかわいい。
しばらく前でうろうろ見てたけど、力不足で全くコミュニケーションが取れず、
諦めてすぐ近くのTOTOのギャラリー・間に初めて入り、「スタジオ・ムンバイ展」へ。
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模型や設計図や素材やタイルやらコンクリートのかけらやらが置いてあって、
老若男がたくさん、熱心に写真を撮りながら真剣に見ていました。
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1人だけ、えらい露出度の高いおねいちゃんが、人目を気にして鑑賞してて、
不思議な感じでした。意図はなんやろか?建築士フェチ?
さらにそのおねいちゃんを観察する私。私が一番場違いでしょう。
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by ayaiwata | 2012-07-14 18:37 | art

チェブラーシュカの消印。

国立新美術館へ「エルミタージュ美術館展」を観に行ってきました。
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終了間際の連休の土曜日、朝10時開館のところ10時半に参上したら、
ものものすごい混雑。30分の遅れは大きいようで、絵によっては、5重の横列渋滞が。
ちょっとやそっとでは動かないので、観たい絵のみ探して、さらっと観る。
タイミング良く、マティスとレンブラントの前は無人なぜ。そこだけゆっくり観られました。
時代ごとに壁の色を変えていて、展示が素敵。
展覧会のポスターが、私が見つけた限り3種類。これは目が霞んだんかな、と
ぱちぱちまばたきして確認したモネ版。
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ミュージアムショップでのグッズが力入っていて、チェブラーシカものが山盛り。
みなさま、ばんばん買ってらっしゃいました。横にぽそっと箱があり、よく見ると、
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消印がチェブラーシカかエルミタージュのモティーフ(美術館の柵?)を押して
郵便物を送ってくれるサービス。これは!と思い、上のライブラリーでおばあちゃんに
ハガキをさらさらと書き、チェブラーシュカの方にほりこむ。楽しみです。
下では「具体展」をやっていて観たかったけど、寝不足だったので疲れてはしご出来ず。
展示室外で展示されていた作品が綺麗でした。
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by ayaiwata | 2012-07-14 12:46 | art

香木・香道について学ぶ(耳学問)。

永青文庫へ「細川忠興と香木、蒔絵香道具」に行ってきました。
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香道の道具がいろいろ展示されているのですが、いかんせん素人で初めて見るもの
ばかり。一応説明がちょろっとあるのですが、どれがどれの説明なのか繋がらない。
ああまだまだ勉強することがたくさんある。。。と焦りながら、家に帰って復習しようと
一心不乱でメモを取る。漢字も難し。
まず、「香の焚き方には、
①供香(くこう:仏前に供える香)
②空焚(そらだき:空間や物にくゆらせる香)
③玩香(がんこう:かおりそのものを楽しむ香)の3つがあり、6世紀頃に渡来したとされ、
最初は仏前に供えるためのものでした。それが平安時代、室内にくゆらせ、着物や髪に
たきしめるなど、貴族の日常にかかせないものになり、室町時代には、立花や茶道などと
ともに、香木そのもののかおりを楽しむ香道がおこります。 」(永青文庫サイトから)。

焚き方の順序として、香炉の灰の中に炭を入れ、上に銀葉(雲母の薄板)を載せ、
温まったら香木の切片を載せる。
銀葉:雲母の薄片を金銀で縁取りし、香をたく時加熱を調節するため、火を埋めた灰の
上に置くもの。その上に香木を載せる。
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この写真はネットから引っ張ってきたのですが、これで367円だそうです。

一番難儀した、火道具の数々。ちょうど素晴らしい写真があったので、お借りします。
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①銀葉挟(ぎんようばさみ) - 銀葉を扱うピンセットのようなもの。香炉にのせるときに、
銀葉を抑えるのにも利用、手に持ったときに下側になる挟の先の部分が平ら。
②香匙(こうすくい) - 香木をすくって銀葉の上に置く。
③香筯(きょうじ) - 香木を扱う木製の箸。
④鶯(うぐいす) - 香串とも言われ、組香の際に香元(香木を扱う手前をする人)が
香木を香炉にのせた後に、本香包み(答えが書いてある、香木を包んである紙)を、
制し止めておく針状の道具。
⑤羽箒(はぼうき) - 香炉の灰を切る(香炉の灰を形作ること)ときに、香炉の縁に
ついてしまった灰を掃除する。
⑥灰押(はいおし) - 香炉の灰を山形に整える。
⑦火筯(こじ) - 灰を切ったり、炭団を扱う火箸。
何せ素手では触らない。手掴み厳禁。

こうなったら、メモしたものを書いておきたい。
・薫物(たきもの)-香木や香料をパウダーにして丸めた練香。
・重香合-香木や銀葉を入れる3,4段重ねの容器。最下段のみ、まだ熱い焚き殻を
入れるため、内側に金属の薄板が張られている。
・香枕-髪に香を焚きしめるため。直接頭を乗せず、枕の上手に並べ、夫婦で一対。
・御士籠(えじかご)-火鉢や煙草盆を使って香水を焚く道具。
・香札(こうふだ)-香を判別した結果を答える時に使用。1.2cm×2.7cm。
  紫檀や竹製で、四季の花々が描かれている。
・銀葉盤-菊座(貝で出来ている)の上に銀葉挟で載せる。
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(上が香札、下が銀葉盤)
・総包(そうづつみ)-華やかな彩色を施してあり、香木の入った香包が納められる。

・香割道具(右から左へ①→⑤)
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①香鋸(こうのこぎり)-香木を大切りする。
②香鑿(こうのみ)-香鋸・香鉈で大切りした香木をさらに小割。
③香鉈(こうなた)-香木を大切りする。
④香鎚(こうづち)-大切りを小割にする時、香刀・香鑿を打つ。
上は、香割台(こうわりだい)。黒檀などの堅木を輪切りにしたもので、この台の上で切る。

・沈香-東南アジア・インドに産するジンチョウゲ科が地中・水中に埋もれている間、
 樹脂が凝結。水に入れると沈むためこの名が付いた。上等品は伽羅。
 香道で香木は沈香。
・重硯箱-手記録紙に答えを書くための客に配る筆記用具セットの入った重箱。
 5段が一組で、それぞれの段に筆、硯、墨、水滴が入っている。
 下水板(げすいいた)の絵は、銀製の水滴の模様に対応。
・香箪笥-諸道具や香木の入った包(香包)を納める。錠付き。
・盤物-組香で、香を聞き当てる毎に盤上でコマを移動させて楽しむ。
 四種盤-源平香・名所香・競馬香・矢数香の四種の組香に使用する盤と
  立物(たてもの)を一つに納めたもの。
この盤物がよく分からなかったので、係の人に聞いたら、すごろくみたいな物らしい。

展示されていた伽羅の「白菊」という香木がもう、大変な値打ちらしく、
もともと一本の伽羅を、細川忠興が「白菊」、御水尾天皇が「初音」、
伊達正宗は「紫舟」と分けられ、「一木三銘」とよばれるらしい。
これに「蘭(ふじばかま)」を足して「一木四銘」。(どこから足されたのか???)
頭に酸素回り過ぎて倒れそうになるくらい匂ってみましたが、匂わず。
ケースに入ってたからかしら。


自由に鑑賞させてくれてありがたいのですが、誰も説明してくれる人がおらず、
道具の数々があまりに分からなくて結構イラッとしてたら、
横で見ていた方が京都で香道のお店やってらっしゃるらしく、渡りに船と、しつこく質問。
ラッキーでした。
ものすごく勉強になった展覧会。久しぶりに脳みそ使いました。
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by ayaiwata | 2012-07-10 21:48 | art

ソフトクリーム持ち帰り。

暑い。
溶けそうですね。
デパ地下にメゾンカイザーのパンを買いに寄ったら、ニューヨークでケーキを食べた
ことがある、Payard(パイヤールと読むらしい)でソフトクリーム売ってました。
美味しんかいな、としばらく店頭で人々を見ていたら、店内に座ってるみなさま、
けっこうな勢いでオーダー。いける!と思い、「ミックス(ヴァニラ&チョコレート)400円」を、
次の予定があるので「持ち帰り」で。そこは、食べ歩き難度高い「コーン」で。
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美味しい。大昔、渋谷のタワーレコードの横にハーゲンダッツがあった頃、
そこのソフトクリームをよく食べていました。今はもう無いはず。
歩きながら食べていると、阿呆になった気にならなくも無いですが、
一心に食べる(舐める)。スプーンは使いません、邪道。
早く食べないとどんどん溶けて流れるので、それは避けたい。
でも急ぎ過ぎたらお腹痛くなるかも。
早めにコーンの巻紙を外さないと、取れなくなってにっちもさっちもいかなくなるし、
と早めに取っちゃって、たれる→しょうがなくだーっと下から舐める。忙しい。
知り合いに見られたら無視して欲しいなーとか思いながら、美味しく頂きました。
ニューヨークのMちゃんに、「400円もした。」と言うと、「安いわ!」と。
また食べよう。
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by ayaiwata | 2012-07-08 23:03 | meal

大駱駝艦「ウイルス」と1円玉2枚。

世田谷パブリックシアターへ、大駱駝艦・天賦典式 創立40周年公演 「ウイルス」に
行ってきました。
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初めての麿赤児氏の舞踏。ものすごく楽しみにして来ました。
舞台上では、ひもが蜘蛛の巣のように張られ、それを使って白塗りの方たちが踊る、
というか動くというか、痙攣したり不思議な動きをしていました。
小道具として、ワニのぬいぐるみや和式便器を持って、共に踊る。
一体どの方が麿さんかしら?と前から3列めなのに目が悪い&白塗りで違いが
分かりにくい。必死で見るも見つからず、大分経ってから「大御所登場!」と
出ていらっしゃいました。
すごい。
ただ歩いているだけでも、息止めて見入ってしまいました。
はっきり言って、私にはどう良いとか理解するのは難しかったのですが、
麿赤児氏が踊っている場面はなんせ、「ええもん見せてもらいました」と。
田中泯さまの踊りを観た時もこんな気持ちになりました。
音楽はジェフ・ミルズ。「へージェフ・ミルズが。」と思いかけたものの、
名前しか知らず、実際に聴いたことも無かったのでウィキってみると、
「デトロイト・テクノ初期のアーティストの一人。テクノミュージシャン、DJ。」ですって。
舞台とミニマルな音楽は合っていて、そこも面白かったです。
どういう繋がりかしら。
このブログを書きながら、ずっとジェフ・ミルズをかけて聴いてみました。テクノォゥ。
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終演後、出演者がロビーに出てこれられていて、かなり大きな方たちでひるむ。
いつもなら何か話しかけたりするものの、舞台自体がよく分からなかったので、
もっと勉強しないとあかんなあ、と反省しながら帰る。麿赤児さんの姿は見えず。
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田園都市線の渋谷駅出たところに、壁に穴が開いていてそこにちょうど一円玉がはまって
いました。わざと?アート?
行きしにも2円、帰りも「どうなってるかな?」と確認したらそのまま2円が。
人は2円は拾わない(壁から外さない)ようです。
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by ayaiwata | 2012-07-07 22:41 | art

川内倫子展 照度 あめつち 影を見る@写真美術館

写真美術館で開催されている「川内倫子展 照度 あめつち 影を見る」へ。
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けっこう混んでいて、映像の部屋なぞぎっちぎちでした。
展覧会名の「照度」とは、Illuminanceの和訳で、初めは宮沢賢治の詩集から
「Iridescence(玉虫色)」という言葉を使いたかったそうですが、作品名に留めたらしい。
阿蘇の野焼きの作品に、彼女の執念を感じました(なかなか天気と予定が合わなかったらしい)。
映像作品が素晴らしかった。スクリーンを2つ並べ、同じものを時間をずらして流す。
45分間の作品で、相反するさまざまものが織り交ぜて映っていた。
速-遅、密-疎、俯瞰-接写、動-静、繊細-暴力、始-終、明るい-暗い、生-死、
ピントが合っている-呆けている、など。
ふるえる老人の指や、おたまじゃくし、布に透ける反射した光など、独特の視点が面白い。
魚・牛・豚をさばく、血の色・金魚・赤いろうそく・バイクに反射した赤い光と、「赤」でも
ヴァリエーションが多く、感性豊かだった。
出版された写真集に、イケムラレイコ氏との対談が収録されていて、その中に、
「直接的すぎず、プライベートな臭いになりすぎず、どこかに関係していながらでも詩的で
あるっていうのを目指している」という言葉が、まさに彼女の作品を表している。
鑑賞していると、重々しくなくさらっとしていて、でも綺麗なだけではなく心に響き、
彼女のセンスのフレイバーが観終わった後も体に残る感じがしました。
「りんこ日記」というエッセイも出されているので、1と2を読む。面白い。

帰り、駅まで歩いていたら、一瞬ぎょっとする光景が。
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上からミスト。アウシュビッツを連想。なんとなく私はあそこに座れないなあ。
座ったらそうでもないんかな。
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by ayaiwata | 2012-07-01 20:11 | art



Aya Iwata Official<br />
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岩田 彩 Aya Iwata 
兵庫県出身。
桐朋学園大学音楽学部
卒業後、ニューヨーク・
マネス音楽院で修士課程・
ディプロマを取得。
ピアノを関晴子、
リチャード・グード、
ロバート・マクドナルド、
トーマス・サウアーの各氏
に師事。
チェンバロをアルター・
ハースに師事。

趣味: 読書。
好きな作家は三島由紀夫,芹沢光治良。
映画鑑賞。好きなのは、
フェデリコ・フェリーニ,
ウッディ・アレン,
伊丹十三。
旅行。
美術館巡り。
飛び出す絵本集め。

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