岩田 彩の。


ピアニスト・岩田彩のブログ。
by ayaiwata
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ジャズの記譜。

今弾いているジャズの曲が、もともとは即興の曲で難しく、ここ数日かけて
指使いを必死で考えて練習しています。
キース・ジャレットのケルン・コンサート パートIIc。
怒涛のシンコペーション。特に左手が。
a0126797_1251528.jpg
大学時代にこのCDを勧められて感激し、楽譜をすぐ買ったものの、練習しない
まま引越ごとに一緒に移動しましたが、最近思い出して遂に弾いてみることに。
大分弾けるようになってきて、彼はどうやって弾いてるのかしら、と聴いてみる。

Keith Jarrett: The Köln Concert Part IIc



楽譜見ながら聴いていたら、あれ?と思うところが何か所かあり、即興だし
多少違うのかな、と思いながら、「まえがき」を見ると、
1975年ドイツのケルン歌劇場での録音を、ぜひ楽譜にして欲しいと、たくさん
の人に言われたが、「断固とした態度でそれを拒否し続けた」らしい。
「その理由は、この音楽はある夜に行われたまったくの即興によるコンサートの
もので、それは生まれた瞬間と同時に消えてゆくべき性格を持っている。
そして2つめの理由は、その音楽がレコードの中で存在しているのと同じ
ように採譜していく、ということが実際ほとんど不可能な部分あかなりたくさん
ある。」
その後には、採譜したものがなかなか良く出来ていて、僕も監修したし、出版
しましたとか書いてあって、でもやっぱり即興の楽譜は、
「絵画そのものではなく、印刷された絵画を見ているのと同じ。その絵画の
深さを見ずに表面だけを見ている」らしく、どうしたらいいのよ、と思いながら
読み進めると、
「この曲を弾こうと思っているすべてのピアニストに最終的な参考資料として
レコードを使うことをお薦めする。グッドラック!」らしい。そうだったのか。
なので、久しぶりに聴音(耳コピ)をやっております。これはこれで楽しい。
[PR]
by ayaiwata | 2013-01-25 23:55 | music

お地蔵さんとパン。

めったに買い物に行かないのですが、セール中なので青山へ行ってきました。
路面店が並ぶすき間に、スタイリッシュなお地蔵さんが。
a0126797_23241443.jpg
日によって衣装替えはあるのでしょうか。
素敵な服がいくつかあったのですが、自分では決められず、母に写メして
電話したら、「いいけど、似たようなやつ持ってなかった?」とか、
「素敵だけど、どこ着ていくの?」とか言われて、それもそう、と何も買わず。

その後歩いて、以前から行ってみたかったゴントラン・シェリエへ。
a0126797_23302766.jpg
ものすごい混雑。お会計の列は店内をぐねぐねと廻り、10分ほど待ちました。
お腹が空いたので、帰り道に食べる。外側だけでなく、中までさっくさくでした。
美味しい!また行こう。モンブランはちょっと甘過ぎました。

今日読んだ本「水のかたち 下」 宮本輝
突拍子もない筋で進みますが、なぜかすっと入ってきます。どのエピソードも
主人公と何かしら繋がっているからかしら。印象的だったセリフ。
「罪悪感て、人間をいちばん弱らせる。何に罪悪感を抱くかは、人によっても
違うし、それぞれの国の風習によっても違うだろうけど、その人にとって罪悪
だと思えることはやっちゃいけない。」
「なっちゃったものは仕方がない、じゃあ、これからどうするかを考えよう、って
すぐに切り替える」
「一丈のほりをこへぬもの十丈二十丈のほりをこうべきか」
「自分以上のものに見せようとはしない。自分以下のものにも見せようとは
しない。ありのままの自分の実力を見てもらえばいい。しかし、いつかいまの
自分以上の力量を身につけてみせる。」

[PR]
by ayaiwata | 2013-01-25 23:08 | meal

「反反復復反復」@横尾忠則現代美術館。

去年末ですが、横尾忠則現代美術館へ「反反復復反復」展へ行きました。
a0126797_143476.jpg
どしゃ振り。12月30日に行ったのですが、駐車場も閉まっており、離れた所に
車を止めに行き、美術館着くまでに靴の中までべっちゃんこになりました。
a0126797_2482543.jpg
一階には、ライヴペインティングで描かれた3作品が置いてありました。
展示されていた「ピンクガールズ」シリーズは、90年代に突如再生産され、
近年にいたるまで断続的に描き続けられているそう。「Y字路」シリーズも。
a0126797_2491344.jpg
越後鶴亀のスケッチと実物。
a0126797_12521821.jpg
a0126797_12523696.jpg
a0126797_12524736.jpg
横尾さんが集めた涅槃像たち。
a0126797_12532045.jpg

観終わってお腹が空いたので、口コミで大絶賛だった中華を食べに行く。
なかなかの年季が入ったお店。父は人にすぐ話しかけるのですが、
ただ一人の料理するお父さんと話しだして、その人が私達の所にいる限り、
永遠に食べ物は出て来ないので、ほどほどにしてもらう。とびこ入炒飯。
a0126797_1322333.jpg
他にいろいろ食べました。まあまあ。

どしゃぶりで、靴下の中のタイツまで濡れてて悲しくなる、と父に伝えたら、
「防水の靴買うたる!」とのことで、三宮・元町に移動し、買い物に行きました。
センター街は高校時代によくうろうろしていましたが、かなり変わっていました。
[PR]
by ayaiwata | 2013-01-17 12:28 | art

人口密度@飯倉交差点。

飯倉の交差点にて。
a0126797_17202310.jpg
最初はおひとり様で監視、おもむろに二人めが歩いてきて、
交替するのかと思ってコンビニから見てたら、階段を数段上がって、
ぎゅうぎゅうな感じで数分間。話がめっちゃ盛り上がってる様子でも無く。
定員2名が基本なのかな。でもドア全開で開けっ放し。
その後は私がそこを離れてしまったので分かりません。
[PR]
by ayaiwata | 2013-01-16 17:23 | etc...

清澄白河でギャラリーめぐり。

美術コレクターの方に声をかけてもらい、清澄白河のギャラリーがいくつも
入った倉庫の建物に行ってきました。
sprout curationで展示されていた木村太陽さんの作品が面白かった。
(写真はネットから)
a0126797_151254.jpg
雑誌のページを重ね、眼の形に何枚もくり抜き、底のページに目玉が。
gallery terra tokyoでは、廣瀬遥果さんの、花が水に浮かんでいる作品が
素敵でした。
a0126797_15122750.jpg
廣瀬さんともお話することが出来ました。プリントするの材料に、
有毒なので取り扱うのに申請が必要なものがあり、それが青やセピア
などの色味を出すらしい。
シュウゴアーツは展示変え中でしたが、ご挨拶に行く、とのことで
一緒に入れてもらい、佐谷さんの説明のもと、作品を色々見せて頂きました。
小林正人さんのキャンバスを枠に張らないで描かれた絵が素晴らしかった。
カタログで見せて頂いた米田知子さんの、マーラーやフロイトのメガネ越しに、
彼らの自筆譜を撮った写真が好きでした。次回の展示にぜひ観に行きたい。
そしてミヤケファインアートでは、槙原泰介さんのRiverのオープニング。
a0126797_15375039.jpg
水が入っているチューブの中を、鈴が走り回る作品。面白い。
鈴の動きを追い付けないのにずーっと目で追ってしまいます。
現在ニューヨークのMOMAで作品が展示されている、もの派の原口典之さんも
来ていらっしゃいました。気さくに話して頂き、打ち上げの焼肉にも参加させて
もらいました。ニューヨークのアート界の話をいろいろ聴けて楽しかったです。
[PR]
by ayaiwata | 2013-01-14 14:47 | art

カレーうどんとへびの鈴。

表参道を歩いていたら、違和感のある服装の方がいらっしゃいました。
a0126797_15305756.jpg
(注:一月。)半袖Tシャツ。寒そうにもしてなくて、普通に隣の方と話してました。
二人共、東南アジア系のお顔で外国語、でも隣の方はジャケット着てましたよ。
特別に鍛えてるのか?この寒さが寒くないのは、うらやましい。
a0126797_1534680.jpg
ギャラリー360℃でオノヨーコの「水源」を観て来ました。
暗い部屋の全ての面に拡がる、作品を反射した光。他に誰もいなかったので
1人で心ゆくまで堪能出来ました。1月26日まで。
その後、待ち合わせしてたKさんとしまだでカレーうどん。
美味しくてスープも全部飲んだのでスーパー満腹。お会計した後に、
「どうぞ」と手渡されました。
a0126797_1549658.jpg
何なに~!?お年玉?500円かな(せちがらい)??
でもぼこぼこするね、と開けたら、
a0126797_1550352.jpg
かわいい。ふつうに喜んでしまいました。鈴付き。
お腹いっぱいなので青山一丁目まで歩いて、講演会へ。
カレーうどん消化中、非常に眠くなり、気持ち良く寝る。
一番前の席じゃなくて良かった。

今日読んだ本「水のかたち 上」。宮本輝
父が読もうとしてたのをぶんどってというか、快く先に読ませてくれるとのことで
読み始めました。主人公が私よりも大分年上の女性で、いろんな巡り合わせで
凄いものを引きの強さで引いてくるけど、本人の性質がまともでまじめなので、
またそれによって素敵な人・ものを引き寄せる、という、縁や巡り合わせが
テーマになっている話。いつもながら、筋だけを追わせないで考えさせられる
フレーズがたくさんありました。
人はかっとなって近くにあった皿をたたきつけようとはするが、制御する心が
働いて自分を抑える。それが人間であることの証しなのだ。だが稀に、感情の
おもむくままに皿を叩きつける人もいる。昨今、稀ではなくなったとはいえ、
まっとうな人間は自分の瞬間的な衝動を思いとどめることができる。だが、
私の娘はたとえささやかな家出らしきものではあっても、一時の感情を
そのような実際の行動に移してしまった娘の内面に落胆した。
「心は巧みなる画師の如し」
「罪悪感てのは、その人間の芯の部分をひどく痛めつけるのよ。病気の元よ。」
「鉄と鋼の違い:
鉄の塊を真っ赤に熱して、それを大きな金槌で叩いて鍛えて、
鋼が出来上がる。鉄を叩いて鍛えると、いろんな不純物が表に出てくる。
それがある間は、鉄は鋼にはならない。そんな鉄で刀を造ってもナマクラだ。
鋼となった鉄でないと名刀にはならない。人間も全く同じだ。経済苦、病苦、
人間関係における苦労。それが出て来たとき、人も鋼になるチャンスが訪れ
たんだ。それが出て来ないと永遠に鉄のままなんだ。何もかもうまくいかず、
悲嘆に沈む時期も大切だ。それが不純物をたたき出してくれる。」
(抜粋)
[PR]
by ayaiwata | 2013-01-13 16:18 | meal

ブベニチェク・ニューイヤーガラ@文化村。

チケットを頂いたので、ブベニチェク・ニューイヤーガラ@文化村に行きました。
a0126797_12391053.jpg
この方達のことは全く知らなかったのですが、ドレスデン・バレエ プリンシパル
のイリ・ブベニチェクと、一卵性双生児でハンブルグ・バレエのプリンシパル、
オットー・ブベニチェクの兄弟が、出演・振付・音楽・衣装・照明をしています。
日本初演の「トッカータ」で、出演者の中に目を引く美男子が。エルヴェ・モロー。
a0126797_13502586.jpg
「ドリアン・グレイの肖像」では、キース・ジャレットの「1988年10月17日」と
「風」が使われていました。「ドリアン・グレイの肖像」の小説がうまく振付られて
いて、不気味な雰囲気もよく出ていました。
「牧神」。音楽はプーランクのミサ曲から始まり、ドビュッシーの「牧神の午後
への前奏曲」。ラファエル・クム=マルケ(ドレスデン・バレエ / プリンシパル)
演じる司祭と、生贄の若者。背徳的でエロチックなダンスが美しかったです。
動くと胸が開く、司祭の衣装も良かった。(0:34から彼らの舞台風景。)


「プレリュードとフーガ」(世界初演)。ショスタコーヴィチのプレリュードとフーガ
のピアノ伴奏と共に、エルヴェ・モロー(パリ・オペラ座バレエのエトワール)と
ドロテ・ジルベールが踊ります。細かい音符に足のステップが合っていて、
さらにターンなどの動きが入っていました。リズム感がすごい。

「ル・スフル・ドゥ・レスプリ ー魂のため息ー」
これが一番素晴らしかった!パッヘルベルの「カノン」のに合わせて、
ソロやグループで、バレエ的な動きだけでなく、準備体操のような動きが
続きます。バレエに詳しくないので、何がどう良いかとうまく言えませんが、
美しいからだが音楽に合わせて、自由に動いている、というシンプル
な表現方法が、ものすごいエネルギーを放っているに圧倒されました。
綺麗とか美しいとかでは片付かない感情が起こり、「すごいもの」を見た時
に涙が出てくるのと同じ気持ちになり、感動しました。

新年早々、素晴らしいものが観れてうれしい。
[PR]
by ayaiwata | 2013-01-12 12:36 | art

お参り@増上寺。

近くを通りかかったので、増上寺にお参りしました。東京タワーが借景。
というかコラボ。もしくはセット、ぐらいの。
a0126797_1193561.jpg
人だかりが出来ているので何かしら、と思ったら、
寄付した方の名前と額が書いてありました。
「壹」「貮」「参」形式の表記で、「貮千萬円」を読めない人続出。すごい額。
a0126797_15132093.jpg
なんとなく歩きたかったので、新橋まで歩き、銀座の資生堂で花椿をもらい、
何軒かで器を観、ジョアンでパンを買って帰りました。

今日読んだ本「避暑地の猫」。宮本輝。
怖い!!怖すぎる!!こういうのも書かれるのですね。
そしてむちゃくちゃ面白かった。主人公の姉より母が一番怖い。
[PR]
by ayaiwata | 2013-01-11 21:24 | etc...

清水寺とメキシコ人。

三年坂美術館の後、すぐ近くの清水寺へ。ややこしいところで振り返る。
a0126797_23231869.jpg
「濡れ手観音」は激混みだったので行かず。煩悩は洗い流されませんでした。
a0126797_23272733.jpg
ものすごい人数が清水の舞台に。こんなに載って大丈夫なんかしら?
急に倒れるんじゃなくて、「あ~れ~!!」と、どーん!とゆっくり倒れそう。
横にいた、メキシコから来た人達が大声でしゃべってたので見てたら、
「写真!一緒に入って!」となぜか入り、それを父が撮る。
a0126797_23255815.jpg
ものすごく和気あいあい。初対面。
a0126797_2326514.jpg
こっち側は工事中で、狭い通路で譲り合いながら清水寺をバックに。
その後、お腹が全然空いてないのに、母が晩御飯を食べて帰りたいと強く
主張したので、京都駅のみみうで、うどんすき2人前を3人で分ける。
本当に全くお腹が空いてませんでした誰ひとり。
a0126797_23332128.jpg

[PR]
by ayaiwata | 2013-01-03 20:21 | travel

刀のつばとか馬のあぶみとか@三年坂美術館。

ランチの後、タクシーで清水寺の近くまで行き、三年坂美術館へ。
a0126797_1417469.jpg
最初、ごった返す二年坂で、「あれ?美術館なんてないよ? 行き過ぎた?」とかわいわい言って(主に父が。)、お店の人に聞いたら、
「ここは二年坂です」とか言われながら、途中西利の前のかぶと撮ったり。
a0126797_23294392.jpg
美術館は、今まで何回も前を通っていたのに、気付きませんでした。
a0126797_23322196.jpg
鍛鉄の美 - 鐔(つば)、鐙(あぶみ)、自在置物」展。
a0126797_14261026.jpg
明珍の「自在置物 蛇」が素晴らしかった。
自在置物とは、江戸時代の中頃、武具類の需要が減少した。甲冑師の
一部には、本業である甲冑のほかに、鍔・轡などの武具・馬具や、火箸・
花瓶・箱といった民具を鉄で製造・販売する者が現れた。自在置物も
こうした流れの中で甲冑師、とりわけ明珍派の工人らによって生み出さ
れた工芸品である。同派は鉄の打ち出し加工に関して卓越した技術を
保有しており、自在置物の表現や細工にもそれが活かされている。
龍、蛇、鳥、伊勢海老、海老、蟹、蝶といった動物のモチーフで作られている。
自在置物が、いかなる背景や目的をもって発生したのかは判然としない。

他に刀のつばのコレクションが緻密で綺麗でした。(写真はネットから)
a0126797_234409.jpg
以前、細川家の家宝展で初めてつばを見てから、その美しさに触れ、今回も
大興奮で鑑賞。上の写真よりももっと繊細なものや、猿や鶴がたくさん
連なっているといった、ユニークなものがありました。
そして馬具のあぶみ。(展示品の写真がネットに無かったので、鐙の写真を。)
a0126797_23552365.jpg
外側一面に螺鈿が施されていたり、写真のもののように、内側が
ルブタンばりに赤が使われていたり。センス炸裂でした。
小さいながらも見応えありまくりの三年坂美術館。山下先生お薦めなのも納得。
[PR]
by ayaiwata | 2013-01-03 14:42 | travel



Aya Iwata Official<br />
Website

岩田 彩 Aya Iwata 
兵庫県出身。
桐朋学園大学音楽学部
卒業後、ニューヨーク・
マネス音楽院で修士課程・
ディプロマを取得。
ピアノを関晴子、
リチャード・グード、
ロバート・マクドナルド、
トーマス・サウアーの各氏
に師事。
チェンバロをアルター・
ハースに師事。

趣味: 読書。
好きな作家は三島由紀夫,芹沢光治良。
映画鑑賞。好きなのは、
フェデリコ・フェリーニ,
ウッディ・アレン,
伊丹十三。
旅行。
美術館巡り。
飛び出す絵本集め。

*出演依頼・お問合わせ*
ayaweb@ayaiwata.com
まで。

検索

ファン

ブログジャンル

音楽
アート・デザイン

画像一覧