岩田 彩の。
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正福寺地蔵堂御開帳。
正福寺地蔵堂、年3回の開扉ということで、東村山へMちゃんと行ってきました。
都内にある建築物で、国宝は正福寺と旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)だけ。
正福寺を知ったのは、山下裕二・赤瀬川原平共著「日本美術応援団 オトナの
社会科見学」の中で紹介されていたのを読んで。
正福寺は、臨済宗建長寺派の寺院で、本尊は聖観世音菩薩を祀る。
寺伝によると、弘安元年(1278年)鎌倉の建長寺の末寺として、
鎌倉幕府執権北条時宗により中国南宋径山寺の石渓心月仏海を勧請開山
として開創されたと伝わる。寺紋は時宗の紋である三ツ鱗が用いられている。
新田義貞と鎌倉幕府軍が戦った古戦場跡に建つ堂宇は山門、地蔵堂、本堂を
備えた江戸時代の伽藍の遺構を示す禅宗建築物となっている。
仏殿である地蔵堂は、応永十四年(1407年)建立。
鎌倉円覚寺舎利殿と全く同じ様式のものである。
地蔵堂は毎年8月8日、9月24日、11月3日に開扉され、堂内が見学できる。
建物は1407年建立ですが、本尊は1811年のもの。
左手に宝珠、右手錫杖の延命地蔵。 堂内には小地蔵尊が奉納されています。
祈願者がこの像を一体借りて家に持ち帰り、願が成就するともう一体添えて
奉納したといわれていますが、昭和9年に1300体あった小仏は、
昭和48年には830体に減っていたそう。多くは江戸中期のもので、背面に
いつ奉納したのかが書いてあるものも。 両そでを隠した両袖型も。これは彫るのが一番簡単だそう。
係の方の説明の、堂内部の社寺建築についてがなかなか難しかったです。
耳で聞いても、頭の中で漢字に変換出来ない。
尾垂木(枡組みから斜めに突き出している垂木)や扇垂木(放射状に配列
された垂木)、化粧屋根裏(天井を張らず、梁・垂木など屋根裏が見える
構造)など。
本尊の上には鏡天井(格縁(ごうぶち)などをもたず、鏡のように
平面に板 を張って仕上げた天井。禅宗様建築に多くみられる)。
普段は公開されていないお堂の中を観ることが出来て大満足。
次回の開帳は11月3日だそうです。
都内にある建築物で、国宝は正福寺と旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)だけ。
正福寺を知ったのは、山下裕二・赤瀬川原平共著「日本美術応援団 オトナの
社会科見学」の中で紹介されていたのを読んで。
寺伝によると、弘安元年(1278年)鎌倉の建長寺の末寺として、
鎌倉幕府執権北条時宗により中国南宋径山寺の石渓心月仏海を勧請開山
として開創されたと伝わる。寺紋は時宗の紋である三ツ鱗が用いられている。
新田義貞と鎌倉幕府軍が戦った古戦場跡に建つ堂宇は山門、地蔵堂、本堂を
備えた江戸時代の伽藍の遺構を示す禅宗建築物となっている。
仏殿である地蔵堂は、応永十四年(1407年)建立。
鎌倉円覚寺舎利殿と全く同じ様式のものである。
地蔵堂は毎年8月8日、9月24日、11月3日に開扉され、堂内が見学できる。
左手に宝珠、右手錫杖の延命地蔵。
祈願者がこの像を一体借りて家に持ち帰り、願が成就するともう一体添えて
奉納したといわれていますが、昭和9年に1300体あった小仏は、
昭和48年には830体に減っていたそう。多くは江戸中期のもので、背面に
いつ奉納したのかが書いてあるものも。
係の方の説明の、堂内部の社寺建築についてがなかなか難しかったです。
耳で聞いても、頭の中で漢字に変換出来ない。
尾垂木(枡組みから斜めに突き出している垂木)や扇垂木(放射状に配列
された垂木)、化粧屋根裏(天井を張らず、梁・垂木など屋根裏が見える
構造)など。
平面に板 を張って仕上げた天井。禅宗様建築に多くみられる)。
普段は公開されていないお堂の中を観ることが出来て大満足。
次回の開帳は11月3日だそうです。
by ayaiwata
| 2012-09-24 21:43
| travel
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