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岩田 彩の。


ピアニスト・岩田彩のブログ。
by ayaiwata
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お伽草子とサクマドロップス。

もうすぐ終わってしまうので、サントリー美術館に「お伽草子」へ行きました。
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美術館前で写真を撮るの忘れ、駅近くにあった看板を慌てて撮る。
室町時代から江戸時代初期にかけて作られ、幅広い階層に愛読された短編小説<お伽草子>は、題材の斬新さや奇抜さを持ち味に、多彩な物語世界を繰り広げています。400種類を超える現存作品の中には、『一寸法師』・『浦島太郎』・『酒呑童子』など、今でもよく知られる物語が多く含まれています。また、お伽草子は絵巻や絵本などでも親しまれ、その素朴でユーモラスな絵も魅力の一つとなっています。
展示は、巻物の一部のみなので、あらすじを読まないと前後関係が分かり
にくいのですが、説明文がよく出来ていて、見やすかったです。
なかなか斬新な筋書きのものが多く、いろいろ突っ込みどころ満載でした。

「掃墨物語絵巻(はいずみものがたりえまき)」
急な男性の訪れに慌て、眉墨と白粉を間違えて顔につけてしまった姫君。
本当は可愛らしいのに、訪問者は鬼が出た!と逃げ帰ってしまう。
絵巻全体としては後半、娘は出家し仏道に励むという宗教色の濃い作品。

はしょられた中間に何があって仏門に入ったのかが気になります。

「ささやき竹物語」
毘沙門堂の法師が花見に訪れた美しい娘に一目惚れし、自分のものにしようと画策します。法師は長ぁーい竹筒を使い、寝ている娘の両親の耳元へ「娘を毘沙門堂に預けよ」と、毘沙門天のお告げを装ってささやきます(これがタイトルの由来)。信心深い両親は信じてしまい、法師がよこした長櫃に娘を入れて毘沙門堂へ送り出します。
 途中、娘を運ぶ使いの僧たちが居眠りをした隙に、通りかかった貴公子が娘を助け出し、代わりに子牛を入れておきます。そうとは知らない毘沙門堂の法師、運ばれて来た長櫃を開けると、中からは待ちこがれた娘ではなく子牛が飛び出してきて大仰天。娘が牛になってしまったと思い込み、元に戻ってくれるよう必死に祈りますが、娘に戻るはずもなく、子牛は暴れまわるのでした。一方、娘は助けてくれた貴公子と結婚し、末永く幸せに暮らしました。
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長い。長過ぎるし、ちょうどいい場所にちょうどいい穴が空いてるってすごい。

「鼠草子絵巻」
京都四条堀河に住む鼠の権頭は、自分の子孫が畜生道から逃れられることを願い、人間の女と契れるように清水観音に祈誓した。その結果、五条油小路の柳屋三郎左衛門の娘を妻として嬰ることが叶った。婚礼の宴は京都中の芸能者が集まって、盛大に行われた。権頭は妻を寵愛したが、妻はそこが鼠の住みかであることを知ってしまう。妻は琴の糸で罠を仕掛け、それに権頭がかかるのを待って、逃げ出した。占いによって妻が別の男と再婚し、猫を飼って自分を遠ざけようとしていることを知った権頭は、失意のうちに出家して、ねん阿弥と号し、高野山に上った。
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どう見てもネズミに囲まれていますが。なんか、鼠の権頭がただかわいそうな
お話なんでは。少なくとも私は、彼のために泣きそうになりました。
猫とか飼っちゃって、陰険。

「是害房絵巻」
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天狗が比叡山の僧と法力競べをして、負けるお話。
この天狗の絵、顔はまんま鳥で、翼はふつうに付いてて更に腕が二本あるので、
手が2セットある、という違和感が拭えず。
入浴シーンもあり、賀茂川の川原での湯治、らしい。
かなり好きで、和みました。

ところで、この展覧会の招待券を2枚持っていて、一緒に行く人がおらず
1人で行き、チケット買おうとしている人にあげよう、と思ってたら、
誰もおらず、ちょっと待ってたら外国人家族が来たので、差し上げて、
その場で別れたのですが、エレベーターでまた一緒になったら、お父さんが
「これ、娘から。」と頂きました。
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マトリョーシカ(開かないタイプ)キーホルダー。いきなり出されて、
びっくりしたのと、これ、いつもいくつか持ち歩いてるのかしら?たまたま?
ロシア人よね?むしろロシア人じゃなくてロシアみやげかしら?と一瞬で
いろいろ考えて、「どこご出身ですか?」「ロシア。」とちょっと食い気味で
答えて頂きました。そりゃそう。
ミュージアムショップで、心憎いグッズがあったので、買ってしまう。
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サクマドロップス、お伽草子ヴァージョン。裏側も。
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味は、しょうが・よもぎ・・・とかではなく、いつもの味。
そして懐かしいのかと思いきや、そんなに食べたことも無かったわ、
小さい頃は家の方針でお菓子食べて無かったし、と、ただのジャケ買いでした。
かわいー。
「お伽草子」、非常に面白かったので、もうすぐ終わっちゃうけどお勧めです!
by ayaiwata | 2012-10-25 21:28 | meal



Aya Iwata Official<br />
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岩田 彩 Aya Iwata 
兵庫県出身。
桐朋学園大学音楽学部
卒業後、ニューヨーク・
マネス音楽院で修士課程・
ディプロマを取得。
ピアノを関晴子、
リチャード・グード、
ロバート・マクドナルド、
トーマス・サウアーの各氏
に師事。
チェンバロをアルター・
ハースに師事。

趣味: 読書。
好きな作家は三島由紀夫,芹沢光治良。
映画鑑賞。好きなのは、
フェデリコ・フェリーニ,
ウッディ・アレン,
伊丹十三。
旅行。
美術館巡り。
飛び出す絵本集め。

*出演依頼・お問合わせ*
ayaweb@ayaiwata.com
まで。

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